一般教育部門に続き、ケララ大学も1型糖尿病の学生に対し、試験期間中に必要な必需品を保管する許可を出しました。
州政府は10月、高等教育局傘下の専門学校を含むすべての教育機関において、1型糖尿病の学生は、1型糖尿病であるという証明書や医療記録に基づいて、試験監督の検査の後、試験を受ける際にインスリンポンプ、インスリンペン、砂糖タブレット、水、チョコレート、アメ、果物、スナックを所持することができるという命令を出しています。
これは、1型糖尿病の生徒の両親からの嘆願と、1型糖尿病財団(ケララ州)の介入を受けたものです。財団の役員は、ビンドゥ高等教育大臣や他の省庁の高官にも面会しました。
この命令は、1型糖尿病の学生が試験場内でこの恩恵を受けることができるようにすることを教育機関の長に指示したものです。
150以上の提携大学を持つケララ大学のシンジケートは、10月中旬の会合で、この命令を実行に移すことを決議しました。
それに従って、大学は数日前に政府の命令を承認する命令を出し、すでに学校でこの恩恵を享受している糖尿病の学生に多くの救済をもたらしました。
州政府が1型糖尿病の学生に対し、試験会場への必需品の携帯を初めて許可したのは2019年のことでした。ただし、これらを試験監督に預け、必要なときに受け取ることを義務付けていました。
ケララ州子どもの権利保護委員会が、1型糖尿病の生徒の体に24時間装着できるインスリンポンプを外すと、緊急時に監視員が生徒に手渡すことができなくなり、生徒の健康に悪影響を及ぼす恐れがあるとの見解を示した後、政府は以前の命令を修正し、監視員による検査の後に生徒がインスリンポンプと食料を持っていることを許可しました。
ケララ大学にもこの恩恵が及んだので、財団は他の大学にも政府の命令に基づいて同様の命令を出してもらい、州内の1型糖尿病の学生が安心して試験に臨めるようにする計画です。
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