1型糖尿病の治療法を求めての戦いは続いていますが、これまで以上にゴールは目前に迫っているようです。日曜日、サウスカロライナ州のフェアグラウンドで開催されたJDRF One Walkの募金活動には100人以上が集まり、1型糖尿病のない世界という夢がもうすぐ現実になるかもしれないことを実感していました。
「今日はたくさんの人が集まってくれてうれしいです。」と、JDRF理事会会長のクレイ・ウォルシュは語った。「直接会ってのウォーキングができるようになってから、しばらく経ちます。日曜日は、COVID-19の流行により、2019年以来初の対面式One Walkとなりました。
ウォルシュは、実験的な膵臓幹細胞の移植を受け、薬を使わずにインスリンと血糖値を自動的にコントロールできるようになったオハイオ州の64歳の男性、ブライアン・シェルトンについて、観衆に伝えました。シェルトンさんは、40年以上にわたって1型と闘ってきました。
「私たちは募金活動を続けなければなりません」とウォルシュは語った。「そして、1型糖尿病のない世界を実現するために、私たちは必要な存在になりつつあるのです」。
日曜日のイベントでは、音楽やトイレレース(参加者が電動トイレを運転)などのゲームが行われ、募金額上位者への表彰も行われました。参加者は日曜日までに10万5,000ドル以上を集め、この総額はさらに増える見込みです。
「募金額が1ドルでも10万ドルでも、私たちはあなたが今日ここにいてくれることに感動しています。2年半という本当に長い年月を経て、こうして皆さんと直接お会いできることをとても嬉しく思っています。と、JDRFサウスカロライナ・マーケット・ディレクターのケビン・シモンズ氏は述べました。「私には1型の娘がいます。いつか彼女が『昔は1型糖尿病だったんだよ』と言える日が来ることを私は知っています。私たちの大切な人について、そう言えるようになることがうれしいです。”
JDRFによると、現在、世界中で5億3700万人以上の人々が糖尿病と共存しています。
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