マルタ糖尿病協会は、クリス・フィアン副首相が発表した、1型糖尿病患者を対象にした持続血糖測定器(CGM)の対象年齢を35歳まで拡大することを歓迎しました。
マルタ糖尿病協会は、「当協会は、数年前に開始された試験的プロジェクトを常に賞賛しており、このさらなる展開は間違いなく正しい方向への一歩である。」と述べました。
厚生省はまた、このプロジェクトが2024年半ばまでに45歳までの1型糖尿病患者を対象にさらに拡大されることを発表しました。
「このさらなる展開は非常に有望であるが、これはそのような人々がCGMを利用するために数ヶ月待たなければならないことを意味します。さらに、45歳以上の1型糖尿病患者は、いつCGMを利用できるようになるのか、まだ不明です。」と同協会は述べました。
12月に厚生省は、年齢制限を23歳まで引き上げると発表しましたが、これはその後数カ月で拡大される予定で、最終的には1型糖尿病患者全員が対象となり、この無料の医療機器を利用できるようになります。
これに先立ち、CGMは2022年末までに35歳までの1型糖尿病患者に導入され、今年からはすべての1型糖尿病患者に導入される予定でした。
CGMを無料で提供するよう政府に要請した数ヶ月後、1型糖尿病患者全員にCGMを導入するよう改めて要請した同協会は、「CGMをまだ利用していない私たちの会員や1型糖尿病患者は、CGM装置にもよりますが、平均して毎月約300ユーロかかる装置を自分のポケットから捻出するために経済的に苦労しています」と述べました。
「また、このような装置を購入する余裕がなく、糖尿病を管理し、より良くコントロールするための重要で革新的な装置を奪われていることに不満を感じている人もいます。」と同協会は述べました。
また、年齢がCGMを手に入れるかどうかの決定要因であってはならないと付け加えました。「当協会は、さらなる展開を歓迎しますが、保健当局に対し、できるだけ早く、年齢に関係なく、1型糖尿病患者全員を対象とした展開が継続されるよう求めます」と同協会は述べました。
出典
https://newsbook.com.mt/en/maltese-diabetes-association-welcomes-partial-extension-of-monitoring-devices/