3つの保健機関は、1型糖尿病研究への5,000万ポンドの投資に関する助言を行うため、17人の国際的な科学者を任命しました。
スティーブ・モーガン財団、Diabetes UK、JDRF UKは、1型糖尿病治療のブレークスルーを促し、治癒に向けた競争をリードするための研究に資金提供するプロジェクト、「1型糖尿病グランドチャレンジ」で募集しているものです。
科学者たちは、1型糖尿病の治療法を変える可能性が最も高いとされる研究分野について、3つの独立した科学諮問委員会のいずれかに参加しています。
その内容は以下の通りです。
シャンタル・マチュー教授が率いる「1型糖尿病の根本原因」パネル
ティム・ハイズ博士が率いる「新規インスリン」パネル
マティアス・ヘブローク教授が率いる「ベータ細胞置換」パネル
3つのパネルはすべて、世界的に有名な糖尿病の専門家であるサイモン・ヘラー教授が議長を務めます。
JDRF UKの研究パートナーシップ担当ディレクターであるレイチェル・コナーは、次のように述べています。「私たちは、これほど多くの世界的に著名な科学者を迎えることができ、このグランドチャレンジを形成する上で、すでに彼らの洞察力と専門知識の恩恵を受けることができます。彼らは、私たちがこの画期的なパートナーシップを通じて支援する研究が、1型糖尿病患者のニーズに最も合致するものであることを保証してくれます。」
さらに、「私たちが新しいパネルに引き寄せることができた優秀なメンバーは、パートナーシップによってサポートされる新しい研究がいかにスリリングなものになるかを証明しています。」とも述べています。
Diabetes UKの研究ディレクターであるエリザベス・ロバートソン博士は、次のように述べています。「私たちは、世界で最も優れた糖尿病研究者の方々が1型糖尿病グランドチャレンジのアドバイザーを務めてくださることを光栄に思っています。
「彼らの専門知識により、スティーブ・モルガン財団からの5000万ポンドの寄付金は、1型糖尿病患者の生活を改善する可能性が最も高い、大胆で革新的な研究に確実に投資されることになるでしょう。
彼女はこう締めくくりました。「そして、来年、1型糖尿病の治癒に向けた前進を加速させることに焦点を当てた、新しく、エキサイティングな研究が始まることを楽しみにしています。
出典
Global scientific experts to advise on £50 million investment into type 1 diabetes research